■ 設立趣旨
・平成12年(2000年)12月に「マンション管理適正化法」が制定され、この法律により新たに「マンション管理士」という国家資格制度が誕生しました。
・マンション管理士は多岐にわたるマンション管理の諸問題について、管理組合及び区分所有者の相談に応じて専門的な助言・指導・援助を行うことを業務とします。
・広島県内のマンション管理士が相互に連携をとり、マンション管理の適正化の推進に寄与することを目指して、2002年5月に広島県マンション管理士会が設立されました。更に団体としての役割向上と責任の明確化を図ることを目的として、2015年9月に法人化しました。
・マンションを社会的資産とし、この資産をできる限り保全し、かつ快適な居住環境が確保できるように、マンション管理の主体である管理組合を支援していくことが望まれるところです。
・特に昨今、居住者の高齢化とマンション自体の高経年化の進展によりマンションの管理不全問題がクローズアップされています。広島においても築30年を超えるマンションの増加により様々な課題が出てきています。
•合わせて超高層マンションも増加しておりより一層マンション問題は複雑になってきました。
•高度なマンション管理の知識や幅広い知見が求められる中、マンション管理士の資質向上と管理組合支援のため、行政との連携強化を図りながら、一層広島県マンション管理士会としての活動を強化してまいります。
■ マンション管理士とは
1.マンション管理士は平成13年8月に施行された「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」に基づく国家資格です。マンション管理士試験に合格し、マンション管理センターに登録することで「マンション管理士」の名称を用いて、マンションの管理に関し、管理組合や区分所有者からの相談に応じ、助言、指導、援助を行う専門家です。
マンション管理士は、管理組合の運営、管理規約の改正、大規模修繕工事支援などマンション管理に関する様々な問題に対して、専門知識や経験を通じて解決を支援する総合コンサルタントです。
2.また、私たちマンション管理士は「マンション管理適正化法」に定められた、マンション管理士の3大義務(①信用失墜行為の禁止 ②講習の受講 ③秘密保持の原則)を守り、会の定款及び倫理規定に則った活動を行っています。
定款、倫理規定、個人情報保護方針はこちらからご覧いただけます。
3.マンション管理士の仕事としては主に以下のようなものがあります。
① 管理組合の業務全体に関するアドバイス(顧問契約含む)
② マンションの管理運営・トラブルについての相談
③ 管理規約の作成・見直し支援
④ 管理組合の法人化と設立手続きに関するアドバイス
⑤ 総会・理事会等の資料作成
⑥ 自主管理マンションへの支援
⑦ 建物の初期診断、劣化診断等アドバイス
⑧ 大規模修繕工事と建替えの立案、資金の積み立て計画と運用
⑨ 長期修繕計画策定や現在の長期修繕計画の検証・見直し
⑩ その他マンション管理に関すること
実際の業務についての内容や進め方、費用等、それぞれ個々のマンション管理士にご相談ください。
■ 役員
理事長 横田 幸彦
副理事長 古田 実
事務局長 谷岡 克教
理事 佐野 勉
理事 福留 昭司
理事 中村 隆
監事 畑中 達司
監事 山根 博
(2024年6月3日現在)